山と風とだいち

2020年3月から登山を始めたアラフィーおじさんです

浅間山外輪山(トーミの頭・黒斑山)と湯の平

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外輪山と浅間山、そして湯の平

 


6月12日に友人Iを誘って浅間山外輪山の黒斑山と湯の平と呼ばれる浅間山と外輪山に挟まれた谷?の周回コースを山行。

天気は曇時々晴。しかし上信越自動車道の軽井沢辺りで雨がチラつき始めて不安に。 しかし佐久から見る浅間山は明るい。晴れると見越し小諸からチェリーパークラインで車坂峠へ登り、8:00前に到着。すでに駐車場は満車状態。

「朝早く(4時起き)出てよかった!」

車坂峠から表コースでトーミの頭を目指し登山開始。眺望の表コースだけあり北アルプス中央アルプス南アルプス八ヶ岳、富士山と日本の屋根が一望、清々しい。

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富士山も見えました

槍ヶ鞘までが何気にキツイ!と増え過ぎた体重と戦いながら垣間見えた浅間山に感動。そしてトーミの頭へ。 浅間山外輪山全体を通してザレている坂が多いので足元に注意を払って神経を使いながらの山行に筋肉を酷使。これが最後に効いてくる・・・

トーミの頭は記念撮影会場と化し、皆さん思い思いに浅間山


をバックに撮影会。

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トーミの頭

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オレゴン感伝わるかな?


「湯の平」のワイルドさに友人I曰く「昔住んでいたオレゴンを思い出した」そうな、ほんとかいっ!

トーミの頭からは外輪山尾根歩き。湯の平の絶景を見ながらの横歩きは身体に優しい。 外輪山突端からは、湯の平ヘ下る通称「Jバンド」浜省が頭をリフレイン。約200Mの急な


崖の岩場を一気に降ります。

途中上を向くと迫り出した岩塊が今にも落下してきそうな大迫力に、降りるスピードが上がります。

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大迫力の岩塊

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Jバンドの傾斜具合

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草すべりとトーミの頭

湯の平はほぼ平坦なややくだり。そして再度外輪山へ登るため「草すべり」からトーミの頭を目指します。 草すべり。壁のような斜面を一気に300M登るコースの名称。草茂る草原のような斜面をつづら折りで登ります。見た目は優しいそのコースも斜面に取っ付いた瞬間から悪魔に変わる心臓破りのマインドブレーカーな斜面。途中に何度も何度も休みながらこの坂を約1時間かけて踏破時は太ももがピクピク痙攣し今迄の山行で1番の急登を制した喜びに浸る余裕もありませんでした。

そして最後は中コースで車坂峠へ無事に下山完了。雄大にそびえる浅間山と、荒々しい外輪山。そしてロストワールドな湯の平。湯の平に立ち、360度の大パノラマを満喫した山行に大満足な1日でした。 活火山の浅間山に少し畏怖を感じながらの外輪山周回コース、最後の草すべりには泣かされますが、おすすめのコースです。

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湯の平からの浅間山