Jリーグ第11節 FC東京vsサガン鳥栖 ~いつか見た試合2~
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明治安田生命J1リーグ第11節『FC東京vsサガン鳥栖』をDAZN観戦
結果:FC東京 1-2 サガン鳥栖
感想は「いつか見た試合2」
3連敗。鳥栖には3試合連続でゴラッソなゴールを決められてますね。
感じた事は、2020年、2021年に比べるとMF陣のクオリティの低下を感じます。そのクオリティは3つあって、
1.DF陣からのボールを受ける顔出しのクオリティ
2.中盤でボールを運ぶクオリティ
3.アタッキングサードでのゴールを決める為の判断のクオリティ
1.DF陣からのボールを受ける顔出しのクオリティ
DF陣からのボールのパス先がアンカー森重へ多すぎると思います。前はもっと東が顔を出していたり髙萩であったりと、ダブルボランチとアンカーのフォーメーションの違いがあるとはいえ、ボールを受けに顔出しする選手が少なく、結果として、「森重へのパス」か「前線へのロングフィード」の2択感が強く感じます。それによって東京の攻撃の開始のポイントがボトルネックになっている気がします。
2.中盤でボールを運ぶクオリティ
ボールを前線に運ぶ事は
・ドリブルで持ち上がる
・パスで前線までボールを繋ぐ
の2つがありますが、ドリブルもパスもFW陣へ早くボールを渡す事を優先しているのでハーフ団のドリブルやパスが少なく、結果として東京のストロングに依存したサッカーになっています。また、ストロングな選手の受け手としての(存在感のある)フリーランニングによるチャンス創出ができていないと感じます。
そういう意味で「髙萩」「レアンドロ」が試合に出る時間が少ない事がハーフ団のボール保持時間を低下させて、すぐにFW陣にボールを預ける。という単調な攻撃になっていると思います。
3.アタッキングサードでのゴールを決める為の判断のクオリティ
前出ですが、ゴール前での最後のクオリティは、「髙萩」「レアンドロ」の出場試合の少ない事から、最後の一刺しのパスが少ない、精度が低い。という事だと思います。
最後の決定的なシーンを演出するパスはセンスなので、センスを持っていない選手がいくら頑張っても決定的なシーンは増えません。このセンスを持っている選手「髙萩」「レアンドロ」の出場時間の少なさが事しの東京の今に直結していると思います。
『第01節』 浦和 1-1 東京
『第02節』 東京 3-2 C大阪
『第03節』 東京 2-3 神戸
『第04節』 大分 1-1 東京
『第05節』 東京 3-2 湘南
『第06節』 東京 2-1 仙台
『第07節』 名古屋0-0 東京
『第08節』 東京 2-1 札幌
『第09節』 東京 2-4 川崎
『第10節』 福岡 1-0 東京
『第11節』 東京 1-2 鳥栖
4勝3分4敗 勝点15 17得点 18失点 得失点差-1
暫定順位9位
(悪い意味で)いつもの東京が戻ってきた感じです。勝ち負けはサッカーなので仕方ありませんが、3歩進んで2歩下がるチームマネジメントは改善して欲しいものです。もっと気楽に今年はJリーグBLOGを綴っていきたいと思います。色々言いながらも応援したいと思います。
次節は、我が東京は徳島ヴォルティスとAWAY鳴門大塚スタジアムでルヴァンカップグループリーグ第4節。4/28 19:00キックオフ。ルヴァンカップは現在3連勝中。グループ首位通過に向けて応援したいと思います。